マクロビアン days

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心のメルトダウン 

最近、気持ちも身体も少々億劫で、ブログを書かない日が多くなっているが、家族の間で原発の話題が出ない日はない。今日もまた、ふるさと福島にまつわる哀しい声が耳に届いて来た。

隣村に住む友人からの現地報告。どうやら、村に除染のための予算が降りたらしい。その金額、なんと50億円。小さな田舎の村にとっては、驚くほどの高額である。友人は、そんな助成金がおりる前から自分の手で家を除染していた。その結果は?わずかではあるがたしかに放射線量は下ったらしい。

「でもね、この程度の数値なら、黙っていても自然に下がる値だと思うよ」とも言った。同感だ。例え必死で除染しても、下がるのは驚くほどわずかな値。家だけならともかく、住めるようになるための自然が変わるはずがない・・・、そのために50億円も払うなら、もっと他の使い道があるはずだと言うやりきれない思いからの言葉だ。

当然、除染作業には危険が伴う。放射性物質をかき回した分、被曝の危険性は増し、除染をしたという気持ちが、これで安全になったと言う油断の気持ちも助長させる。結果、将来的には、余計に被曝してしまう危険な結果も招きかねない。

また、同じ村に住むある作家からの報告によると、今、福島は、原発景気に沸いていると言う。県内には、復興や原発処理のための業者が多く集まり、作業員のための宿、弁当屋、飲み屋、タクシー、パチンコ屋などが大繁盛、一種のゴールドラッシュ状態が起きているらしい。そして、避難所に住みながら、仕事もなく賠償金を手にした避難者が、飲み屋やパチンコ屋に入り浸る姿も目立つのだと言う。

そんな避難者たちを相手にする町の人たちの気持ちも当然複雑だ。自分たちも汚染しているにもかかわらず補償が受けらずに居る。一方、賠償金を手にして遊んでいる避難者たちが、自分たちの生活を支えるかけがえのないお客なのだ。

福島県では、今、こうした状況下で、人間関係がズタズタに分断されていると言う。かつては、原発立地の地域によく見られた現象が、今では、福島のあちこちで見られるのだと言う。原発災害は自然破壊ばかりでなく、人々の心さえもメルトダウンさせ、切り刻み始めている。やりきれないほど哀しい話である。宙八
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[ 2012/02/26 01:19 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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