マクロビアン days

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内部被曝検査の落とし穴 

福島県内で内部被曝検査(ホールボディーカウンター)が始まると聴いた。赤ん坊や子どもたちを優先してということらしいが、原発事故が起きた半年後に、「今さら何の検査だ?」と思えなくもない。

被曝は、外部被曝にしろ内部被曝にしろ、時間が経てば、原因である放射性物質は半減する。体内に取り込まれたヨウ素は80日、セシウム137は、100日前後で半減してしまう。

この検査が、多くの人が大量に被曝した思われた1週間以内のことであったら意味もあった。しかし、すでに被曝後六ヶ月が経ち、時すでに遅しの感がある。そもそも、ホールボディカウンターは、数ある放射線核種の中でもガンマ線しか測らない。そして、そのガンマ線は、体を突き抜けてしまう放射線でもある。細胞を切り裂かれた障害はしっかりと体の中に残っているがそれは確認できず、逃げた犯人は、計測されず見つからない検査でもあると言うことなのだ。

そんな計測をあえてするのは、「これで、私も子ども家族も安心だ!」と、実態とかけ離れた安心を多くの福島県民にもたらしてしまう。ここに危ない落とし穴がある。

事故後の政府、東電のコメントが、いかに嘘であったかは、改めて言うまでもない。ひたすら事故を卑小化させるための言葉、自らの保身、利益を考えてのものばかりだった。後日、その嘘が明るみに出ると、しぶしぶとそれに対処し、あたかも当初からそう発表したかったかのように思わせて来た。そんな姿勢は今もまったく変わっていない。一被災者として、彼らに対する信頼は、もうまったく地に落ちている。メルトダウンどころではなく、チャイナシンドロームだ。

過去、どれほど多くの税金が原発のために使われて来たことだろう。原発は安全だという自分勝手な論理で、多くの嘘がまかり通って来た。それに使われた税金の数百分の一でも、万が一、事故が起きたらに当てていたら、こんな検査は、事故後1週間たらずで出来たはずだ。いや、絶対にすべきことだった。

被曝線量は、日数が経てば消えてしまうことは、政府は当初から知っていたはずだ。今回の計測もまた、事故を卑小に見せるための策略、国民を騙すカラクリであるように思えて仕方がない。犯人探しが出来なくなるための時間、それが半年だったのではなかったのか?

被ばく線量の規制値を、1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに勝手に上げてしまったことで、政府は、見事に国民を騙すことに成功している。なぜなら、今では多くの国民がすっかり20ミリシーベルトを安全の数値だと思い込んでしまっているからだ。食品の安全規制値も同じだ。政府の規制値以下ならまったく問題ないが常識となりつつある。それが、チェルノブイリの規制値よりはるかにゆるい基準であったにしても、である。

本来、こうした規制値は、本当に国民を安心させるための正直で正しい数値でなければならない。放射能に関する限り、実測の伴わない風評被害反対の声は、最も始末の悪い風評被害でさえある。今回の内部被曝の計測が、国民の間に、実態の伴わない安全神話にならないことを心から願う。

いのちよりも経済を優先させたい魔法使いは、これからも、美味しいリンゴを国民の間にばら撒き続けるはずだ。そして、どこまでも従順な国民は、いつか、きっと白馬に乗った王子様が現れるに違いないと信じ続けている。しかし、危ないリンゴは危ないリンゴであるともうそろそろ気付くべきだ。王子様がみんなのところに来てくれるとは限らないと言う事にも・・・。宙八



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[ 2011/09/15 16:28 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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