マクロビアン days

日々の活動や、お知らせ、食についての情報など、幅広く発信していきます。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ブータンからの贈り物 

大国インドの横に位置し、チベットの下方隣国である人口わずか71万人の小国ブータンから訪れている王様と王妃が、震災後の日本に、今、大きな贈り物を届けてくれている。

ブータンは、先進国が追い続けるGDP(国民総所得)と言った経済第一のあり方に意義を唱え、GNH(国民総幸福度)こそが本当に大切な国が目指すべきものと世界に公表、知る人ぞ知る目からウロコの国である。

その若き国王と王妃が、今、日本を訪れている。被災地も訪問。あちこちで、幸福旋風を巻き起こしている。自然災害、原発事故で嵐のような渦中にある日本人にとって、お二人の何とも柔らかな、そして、幸福の本質をさらりといい放つ言動には、救われる思いである。

ブータンは、被災に際して、どの国よりも早く見舞金を送ってくれた。国防費が、年間わずか1700万ドルの国が、なんと100万ドルもの寄付をしてくれたのだ。被災地を訪れ、悲惨な状況を見た王妃は、陰ながら涙したと言う。「すべての人を抱きしめたいけど、それは出来ないから、今、こうして王妃を抱きしめることがその代わりだと思って欲しい」と王様は言った。

福島の子どもたちを前に王様は、「皆さんの中には人格という龍が居ます。年を取って経験を積むほどにその龍は大きくなります。その龍をぜひ強くして下さい」と語りかけた。

ブータンの国旗には、龍が手足に球を握っている絵が描かれている。龍は、架空の存在だが、宇宙にあまねく存在する見えない心、精神性のシンボルであり、球は、目に見える物質的な世界を象徴する。精神世界の象徴である龍が、物質世界の象徴である球を手中に収め、しっかりと支配していることを表す象徴的な国旗である。

歳を経るにつれ精神的な豊かさを増すのが、本来の人間であるはずだ。王様は、そんな大人になってこの国を支えて欲しいと子どもたちに語ってくれたのだろう。

目に見える物質的豊かさばかりを追いかけ、経済優先、消費社会に狂奔し、幸福の核心である心の大切さを置き去りにして来た日本が起こしてしまったのが、今回の原発事故だ。ブータンの国旗に例えるなら、巨大な球が、龍を押しつぶしてしまった姿である。

世の中の出来事に偶然はない、と言う視点から言うと、今のこの時期のブータン国王の来日は決して偶然ではないだろう。日本にとって、また、世界の消費国家にとって、ブータンと言う小国が今後果たす役割は大きい。「人間の幸福とは何か?」「国家とは本質的にどうあるべきか?」の何よりも貴いものをこの国は伝えている。

ブータン国王と王妃のメッセージは、今後日本が、この国の未来を決定する原発問題をどう判断すべきか?私たち日本人が、今後どう生きるべきか?の進むべき進路を明確に示唆している。彼らの訪日は、小国の王様の単なる表敬訪問などではない。彼らの心のメッセージを、私たちは今こそ一人一人の国民がしっかりと心の中に落とし込まなければならない。宙八

スポンサーサイト
[ 2011/11/21 16:37 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。